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八条が池のキリシマツツジ「親子」で花を

長岡京市は、花の名所として親しまれている「八条が池」(同市天神)のキリシマツツジを増やす植樹活動を進めている。市指定天然記念物のキリシマツツジを親に、挿し木で育てられた第二世代の「子どもたち」が里帰りしている。

 市指定天然記念物のキリシマツツジは、約80株が池の中堤にある。しかし、樹齢約150年になり、年々元気がなくなっている。このため、市緑の協会が2003年度から、次の世代を育てる作業を始めた。

 キリシマツツジは発根率が低く、生育には経験や知識が必要。市などがこれまで、市外の業者が育てた苗木を購入し、中堤に植えたことはあるが、独自の育成管理は初の試みという。市緑の協会は、西山公園グリーンハウス北側の敷地に、ビニールハウスで育てた苗木を植え、生育状況を出張メンズエステしてきた。

 第1弾は千本を挿し木したが発根して育ったのは150株。そのうち、07年末に90株、2月中旬に60株をそれぞれ中堤の池沿いに移植した。親のキリシマツツジの両側、通路をはさんで高さ40センチのかわいらしい「5歳」の木が並ぶ。同協会は、今後も苗育成を進め、育った木を中堤に移植する方針。

 中堤では、05年度から3年がかりで中央部の土壌改良も実施した。池沿いの土壌改良も検討しており、同協会は「親子そろって元気に根を張り、きれいな花を咲かせてくれれば」と期待している。
投稿者 こっきん 14:59 | コメント(0)| トラックバック(0)
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