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重体事故から回復の山下さん 「自分の体験 役立てたい」

交通事故に遭い、一時は病院から「回復は難しい」と言われた田辺市秋津町の山下衝さん(19)が趣味でフットサルができるまで回復した。家族や友人らに支えられて過ごしてきた日々。いまも、右半身にはまひが残るが「福祉関係の仕事に就いて人の役に立ちたい」とリハビリに励んでいる。
 2007年8月21日夜、当時高校3年生だった衝さんは、自宅近くの県道交差点を自転車で走行中、車にはねられた。すぐに市内の病院に運ばれたが、頭を強く打ち意識不明の重体。「社会復帰はできないかもしれない」。衝さんの母裕子さん(49)は当初、病院からこう告げられた。
 事故から約2カ月でようやく意識は戻った。しかし、寝たきりで体をさすったり声を掛けたりしても言葉をうまく発せられず、意思表示ができない。家族に不安な日々が続いた。
 10月に入り、ようやく首が据わり身体を起こせるようになった。本格的なリハビリを始めるため白浜町のはまゆう病院へ転院。医師からは「つえを使って歩けるようになりますよ」と勇気づけられた。
 順調に回復し、見舞いに訪れた友人に「すごいやろ」と足首を動かしてみせた。その一方で「少し前までは友達と自由に遊んでいたのに…」と病院で過ごす毎日にストレスも感じていた。
 12月になると、ゆっくりと歩けるようになるまで回復し退院した。リハビリは週5回の通院になった。08年の春。いつものように病院へ行くと、リハビリスタッフの1人から「これだけ動けるならフットサルをやってみないか」と誘いを受けた。
 はまゆう病院リハビリスタッフのフットサルチームは、スタッフと患者で構成している。衝さんは右足首を固定する器具をつけているため、少し右足を引きずりながら走る。サッカー経験はなかったが、練習はリハビリ以外で体を動かせることやスタッフらと親しくなれて楽しかった。ほぼ毎回、参加するようになった。
 今年の2月15日、大阪 出張エステは上富田町朝来の上富田スポーツセンターで開かれたフットサル大会に参加した。チーム名は衝さんの愛称から「山P」。楽しむことを目的にしたチームが集う「チャレンジカップ」で前年秋に続き優勝した。衝さんも出場し、懸命にボールを追い掛けた。病院のリハビリ室には賞状と写真が飾られ、患者から「元気をもらえる」などの声が上がっている。
 衝さんはいま、日常生活には支障がない程度に回復した。これまで多くの人に支えられてきたことを感謝し、福祉関係の仕事に就きたいと思い始めている。「自分のような体験した人でしか分からない感覚がある。それを将来に役立てたい」と話している。
投稿者 こっきん 16:13 | コメント(0)| トラックバック(0)
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